小林久枝バレエスタジオ(富岡2:小林久枝・真弓代表)では、9月29日(日)の創立40周年記念・第16回発表会が行われる小樽市民会館(花園5)大ホールで、8日前の21日(土)に舞台上の場所確認などのリハーサルを行った。
同スタジオは、小林代表の娘2人の指導からスタート。1983(昭和58)年ジュニアバレエスタジオを開設。8年後に開設された現スタジオで小さな発表会を開き、1992(平成4)年に同館大ホールで、第1回目の発表会「くるみ割り人形」を上演。
昨年創立40周年目を迎えたが、会場となる同館60周年記念公演があったため、1年遅れの開催となった。
今回は、チャイコフスキー三大バレエのひとつ「白鳥の湖」を全幕上演。4幕に分かれ上演時間は約2時間。悪魔の呪いで白鳥に姿を変えられたオデット姫と王子ジークフリートとの悲しい恋を描いた物語。
同スタジオでは25周年の時にも上演し、今回は16年ぶりで今年3月から練習を開始。同スタジオの小樽・札幌・余別・岩内・余市などの3歳から大人まで53名と、男性ゲスト5名の総勢58名が出演する。
主演のオデット姫には、これまで同スタジオで熱心に練習を積み重ね抜擢された小樽潮陵高校3年の松本海春さん。
小林代表は、「白鳥の湖を選んだ理由は、人数も少なく全幕するというのは大変なことだが、大学生が5人いることも珍しく、その子たちも就職時期となり、クラシックバレエを習ったからには、白鳥の湖を味わってほしいと企画した。
この演目は、主役はもちろん、コールド(群舞)と一列に並び、整列、腕を上げるタイミングを合わせるところや、4羽と3羽の白鳥が踊るところも見どころ。
他にも、悪魔の娘で王子を誘惑するオディールを医大生の深田和花さんが演じ、32回もの回転も見どころ。願いは、ソリストとコールドがひとつになって白鳥を演じてほしい」と話した。
チケット1枚2,000円。問合せ:090‐3112‐2351小林久枝バレエスタジオ。
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