小樽市保健所主催・小樽食生活改善協議会(上野誠子会長)共催のおたる食と健康展が、9月12日(木)10:00〜14:00、長崎屋小樽店(稲穂2)2階公共プラザで開催され、講話や体験・測定コーナーに大勢の市民が参加した。
市民の健康づくりに関する事業の一環で、「元気で長生きするために」を総合テーマに、健康づくりや正しい食生活についての普及啓発を目的に開催され、保健師実習生4名・栄養士実習生6名・保健所職員10名・食生活改善推進員30名が対応。
10:40から保健師実習生による健康講話「歯っぴー!歯あわせ!健口教室」が、11:00から栄養士実習生の「野菜をたくさん食べよう!」が行われ、野菜の効果と食べるコツについてパネルを使って紹介し、興味のある市民が大勢集まり、カット野菜や冷凍野菜の活用方法に耳を傾けた。
体験・測定コーナーにはノルディックウォーキング体験コーナーを設け、4足歩行で膝への負担が減るというポールを使って歩く体験ができた。
11:30からは明治安田生命保険相互会社の協力で、野菜接種量測定器2台をフル活用し、手のひらをかざすだけで普段の野菜摂取量が測定される「ベジチェック」を初めて開催。大勢の人が予約して順番を待っていた。
このほか、血管年齢や歯ブラシ圧体験・血圧・体脂肪など、健康相談しながら測定できた。
食生活改善コーナーでは、女性は、1日50gのたんぱく質を取ることが理想だとして、「たんぱく質を忘れずに!」と題し、たんぱく質はどんな食品に多く入っているかクイズ形式で紹介した。
上野会長は、「少しでも多くの人に、健康への意識を高めてもらうのが目標。伝えきれないものもあるが、たんぱく質の大切さや野菜をもっと食べましょうと食生活改善コーナーでは、それぞれの担当者が説明している。沢山の方が来場してくれて嬉しい。今後も開催を続けたい」と話した。
86歳の女性は、「血管年齢を測定すると53歳と言われた。日頃から歩いていたり気を付けている。牛乳やチーズを食べるようにしている」と話していた。
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