龍王店主・品川正道さん 小樽市に100万円寄附

 小樽市花園1丁目にあるラーメン店・龍王の店主・品川正道さん(83)は、これまでの感謝を込めて小樽市(迫俊哉市長)に100万円を寄附。

 

 9月8日(日)14:00に贈呈式と感謝の集いを郷土料理「嵐山」で行い、迫市長をはじめ、発起人の堀口雅行花園連合町会長や親戚、深い親交のある友人ら42名が招待された。

 

 品川さんは札幌で飲食店を営み、小樽に進出。花園でラーメン店や居酒屋・スナックなど多数の飲食店を経営。40年以上にわたり中華料理店を営み、今では多くのファンがいるが、妻を亡くして13年。身体の衰えも進み、元気なうちに一区切りつけたいと感謝の集いを開き、市と花園連合町会に寄附を考えた。

 

 小樽市の困っている子どもたちの教育支援にと、迫市長へ100万円を手渡し、感謝状を受け取り、花園連合町会へは30万円を寄附した。

 

 迫市長は、「長い間、町内会・商店街の振興や、皆さんの安心安全に尽力してもらい感謝する。多額の寄附を頂き感謝する。頂いた寄附は奨学資金に活用させてもらいたい」と挨拶。

 

 堀口会長は、「多額の寄附をいただき、連合町会に、長年ひとかたならぬお世話をいただき感謝している。

 

 町会役員と協議して大切に使わせてもらいたい。平成17年に花園1丁目会会長となり20年に及ぶ。2年間総連合町会会長も務めている」と感謝を述べた。

 

 品川さんは、「妻を亡くして13年。何とか1人で頑張ってきた。最近体の衰えが進み、この辺で一区切りをつけたいと感謝の集いを開いた。万が一あれば、即葬儀終了とし、妻のところへ参る所存。皆さんにご挨拶なしで旅立つことをお許しください」と挨拶した。

 

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