好天に恵まれた9月8日(日)、今回が最終回となった第38回2024北の収穫祭ワインカーニバル in おたるが、北海道ワイン本社醸造所向いSL広場(朝里川温泉1)で開催され、市内外からこの日を楽しみにしていたワイン好きが、会場にいくつもの宴会の輪を作りワインと食を楽しんでいた。
小樽駅前から会場までの直結無料送迎バスが用意され、10台のバスが満車となるほどの人を運んだ。
9月に入っても暑い日が続き、この日も12:57に最高気温30.1℃を観測。乾いた喉を潤すワインや工場製造のおたるワイナリービールで乾杯する宴会で盛り上がり、プレミアムワインバーもほぼ満席状態が続いた。
ワインに合う食を提供するブースもずらりと並び、昨年からしりべしコトリアードは、温と冷の2タイプを提供。トンデンファームブースは、昨年同様、炭焼きソーセージ・豚串・特製セセリを提供し、買い求める人が長蛇の列を作っていた。
人気の北海道ワインブースのワインガラポンには、開催時間中、常に来場者が運だめしを行っていた。
創立50周年を記念し、66ヶ月の長期熟成を経て、さらに深みと旨味を増したスパークリングワイン・トラディショナルメソッド北海道スペシャルキュヴェ1,1000円(750ml)をはじめ、北海道余市町の葡萄作りの匠・北島秀樹氏と田崎正伸氏と宍戸富二氏が育てた葡萄から特別なワインを醸造した3本セット5,500円(各750ml)、カーニバル特別セットの熟成お宝ワインセットやお楽しみセットなどを格安で販売。
上杉周大氏のトークショーや、同カーニバルのスター湯原昌幸氏のステージショー、ワイン杯コルク抜き大会などイベントも開催された。
毎年20人ほどのグループで来場している男性は、「毎年楽しみにしている。クラフトビールも美味しい。ファイナルとなり寂しい」と話していた。
同実行委員会では、今後どのような方法で開催するか検討するとしている。
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