9月7日(土)小樽港第3号ふ頭に、過去最大の13万トン級クルーズ船のカーニバル・パノラマ(船籍パナマ)が寄港。
小樽港クルーズターミナル内のインフォメーションブースは、下船客が大勢出入りし、無料Wi-Fiでメールをする人や、観光に出かける人々で賑わい、双葉高校生11名とボランティアグループの小樽ESS(星功代表)7名・小樽おもてなしボランティアの会6名が、下船客に英語で観光案内を行った。
カーニバル・クルーズ・ラインが運航する同船は、総トン数133,868トン・全323.59m・全幅37.2m・喫水8.55m・客室数2,004室・乗組員1,450人で初就航は2019(令和元)年。
乗船客約3,700名を乗せ、前港のアイシーストレイトポイント(アラスカ州)から寄港。色内ふ頭公園では、巨大な船体をカメラに収めようと、大勢の人々が訪れていた。
同校2年生の須田さんと平畠さんは、初めての参加で、「札幌駅に電車で行く方法を聞かれた」と話し、笑顔で対応していた。
小樽ESSと小樽市国際交流ボランティア所属の下村出さんは、「今回は案内状に大勢が集まるというよりも、ツアー予約でバスに乗るインバウンドが多い。今日は小樽運河やオルゴール堂は少なく、天狗山やウイングベイ、温泉を聞かれる人が多い」と話していた。
乗船客は、都通り商店街やサンモール商店街にも訪れ、開催中のアニメパーティ参加者のコスプレイヤーや痛車など、18:00に出港するまで楽しんでいた。