小樽市(迫俊哉市長)では、小樽みなとライオンズクラブ(田中広文会長)の協賛を得て、9月3日(火)に小樽市民センター(色内2)3階研修室で、2024(令和6)年度金婚写真撮影会を行った。
市内在住で今年中に婚姻期間が50年を迎える夫婦、またはすでに50年を迎えているが、今までに同撮影会に参加しなかった夫婦を対象とし、24組の申込があった。
テニスウエアでラケットとボールを持参した夫婦や、着物やスーツなどで正装したり、普段着で日常のまま撮影に臨む夫婦もいて、遺影にするという人も。
同クラブ会員でスタジオフォトス(花園1)経営者の濱田剛さんが、1枚1枚丁寧に撮影。長年培った技術と緊張をほぐし笑顔を引き出すマジックを使い、微笑ましい笑顔の写真が次々と撮影された。
結婚57年となる夫婦は「記念になります」と喜び、別の夫婦は「結婚式以来、2人での撮影で緊張した。子どもたちに葬式用にと言われて来たが、良い思い出になった」と話していた。
田中会長は、「この取り組みは1978(昭和53)年から始まり、46年が経つ。結婚後も50年健康でいられて、一緒に写真を撮る姿は素敵でエネルギーを感じた。とても素晴らしい。これからもこの事業を続けていきたい」と感激していた。
参加者には祝状と祝品が贈呈され、写真は後日郵送で届けられる。
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