快適な環境づくり実践促進連絡会議(堀口雅行会長)主催第23回小樽市花いっぱいコンクールの受賞者が決定。
NPO法人北海道鉄道文化保存会の花壇が最優秀賞を受賞し、8月30日(金)10:00から市役所(花園2)3階第2委員会室で表彰式が行われた。
23回目の今回は、昨年より3団体多い9団体の応募があり、審査委員会で審査の結果、最優秀賞に同鉄道文化保存会の旧手宮線1.6kmに宿根草を中心に植えた花壇が受賞。優秀賞2点・奨励賞6点も決定し、各団体の代表に賞状とチューリップの球根が贈られた。
市民に広く花を愛する心を育て、花いっぱい運動をさらに推進するため、町会や学校・職場等において花壇づくりに取り組んでいる事例を募集し、その努力を讃えると共に、うるおいとやすらぎのあるまちづくりの一層の進展を図るもの。
堀口会長は、「先日花壇を確認したところ、バランスを考慮したり丁寧に植えられていて、人々の目や心を楽しませている。日常生活に花がある花壇づくりに努力し貴重な活動。土おこし・花植え・水やり・草取りと、皆さんの活動は大変なもの。生活の合間の努力に感謝する。花に集う市民や観光客・子どもたちが明るい気持ちになり、感謝している。この受賞が励みになれば」と述べた。
優秀賞を受賞した同文化保存会の清水道代理事長は、「旧手宮線でトロッコ乗車体験を実施していて、同会前理事長が、線路沿いに四季折々の花を植えてはどうかと発案され、花を育てる環境づくりから始めた。山草会からの花壇も譲り受け、旧手宮線の寿司屋通りからガヤ小樽店まで1.6㎞にある花壇に宿根草を中心に植えた。4月下旬の雪割から、11月までの花壇の後始末まで、週2回実施している。仲間に支えられこの花壇ができた。思い出の場となるように今後も務めたい。今回の受賞は一番うれしい、ご褒美です」と喜んだ。
昨年から花壇作りを復活させた西陵中学校の花壇も奨励賞を受賞し、江頭さんは、「テーマは斜面。土が流れるのが問題で、ブロックを積んで自分たちの花壇づくりをした。
交通事故の啓発にも繋げようとひまわりの種プロジェクトから種をもらい、今では50本が育ち、子どもたちの背丈以上に成長し、みんなで眺めている。来年度も生徒が取り組めるよう実施していきたい。10月末になったら、副賞の球根を3年生に植えてもらう」と話し、副賞の球根を喜んでいた。
その後、他の団体からも花壇の紹介があり、同じ花壇に携わる者同士として、苦労話や工夫などを興味深く聞いていた。
第23回小樽市花いっぱいコンクール受賞者
最優秀賞 NPO法人北海道鉄道文化保存会
優秀賞 小樽芸術村
桜・望洋台フラワータウン
奨励賞 オーセントホテル小樽
おたる市民とみどりをつなぐ会
小樽緑二郵便局
市立桜町中学校
市立西陵中学校
市立花園小学校
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