8月24日(土)に発生した小樽市議会議員・中村誠吾氏の飲酒に伴うトラブル事案について、28日(水)12:40から市役所(花園2)3階第1委員会室で、本人とともに立憲民主党北海道連合小樽支部長の川澄宗之介氏と小樽市議会立憲・市民連合会長の面野大輔氏が同席し会見を開いた。
はじめに川澄支部長が、「24日に中村議員が、地元のまつりで市民とトラブルを起こし、立憲民主小樽支部代表としてお詫びを申し上げる。
今回の事案は飲酒をした上で、地域のまつりの場において暴言をはき、市民や子どもたちに怖い思いをさせた事実があったことを報道で知った。市民の皆さんに付託をいただいて市議会に出てきた中村ではあるが、このような言動により市民の信頼・信用を失墜するようなこととなり、同支部としても市民にお詫びをしなければならない」と謝罪。
引き続き中村議員が、「まずは人として最初に謝罪をさせていただきたい。子どもたちを怖がらせる言葉を使ったこと大変申し訳なく思う。相手方と口論し横柄な態度で相手の方にもお詫びしたい。花火大会の場でそのような行為におよび、関係者にもお詫びしたい。
そして、小樽市議会議員なので多くの皆さんにこのことが伝えられている。市議会議員て何なのと怒っていると思う。
お詫びだけでははすまないと思う。市議会議員・正副議長をはじめ、各議員に市議会の信用を失墜させたと指摘をされてもしかたない。謝罪をさせていただきたい」と述べた。
中村氏は26日(月)に同党北海道総支部連合会に離党届けを提出。28日17:15から緊急の常任幹事会を開き、離党届の取り扱いについて協議。重大の事案であるこの件について、道連での処分を検討する。
27日(火)には市議会会派立憲・市民連合の会長を辞任し、面野議員が会長に就任している。
マスコミ各社で報道があり、その動画の通り「馬鹿じゃないか」「誰だと思ってんだ」「政治的に救ってやらない」と暴言をはいた。その後、目撃者からの情報もあり、子どもに対しても大声を出し、そこへ保護者や大人が集まり、何を言っていたのか分からないがこのような状況だったことを確認した。
動画を撮った相手の人数や世代・姿・顔も記憶になく、現在謝罪はできていない。
当時について、「お酒が好きで午後2時から弁当を食べながら、焼酎のロックを飲み始め、6時までボトルに書いた線を超えていなかったので5・6杯飲んだ。ウイスキーのハイボール2缶が無かったので、それも飲んだのだと思う。公園へ行った記憶も6時以降深夜までの記憶がない。
これまで飲酒によるトラブルはなかったが、4年以上になるが、家族と夕食後に飲み過ぎて医療機関の世話になったこともあった」と話している。
記者から議員辞職について聞かれ、「長年党に関する運動や活動をしてきた。離党届はしたが、起こしてしまった事実は25日の動画しか見ていない。起きたことについて事実と認める時に、ひとつひとつ起きたことを認識しながら、責任を持って対応していきたい。辞職に関しては今考えていない」と答えた。
9月3日(火)から始まる第3回定例会には、「支えてくれてる方から動画見たけど尋常ではない。言葉も尋常じゃないと言われ、ある意味ありがたい。明日しかるべきところで受診しなさいと言われ、自分がどんな人間になっているか受診したい。
今はそこまでしか言えないが、結果によって議会議長へ第3回定例会へ取り扱いを図ってもらう」と述べている。
小樽支部への市民や道民からの批判は数件、4区支部事務所にも昨日までに十数件程度が寄せられている。