北照高校ボランティア 小樽中央墓地で清掃活動

 北照高等学校(最上2小路修司校長)では、8月20日(火)10:30から、2学期の始業式恒例の小樽中央墓地清掃ボランティアを実施した。

 

 同校1年生〜3年生の生徒と教職員ら約200人弱が、部活動毎に分かれて墓地に落ちているゴミを拾い集め、清掃活動に心地よい汗をかいていた。

 

 お盆が終わった後に毎年実施されるボランティア活動は、今年で12年目となった。小樽市では、近年高齢化が進み、墓地周辺の清掃が行き届かない家庭が増加している現状から、近隣の同校がボランティアで協力したのが始まり。

 

 朝からの雨で開催が危ぶまれたが、9:00頃には雨も止み、延期されることなく実施された。

 

 小樽市営の中央墓地は緑5丁目の高台にあり、市営墓地の中では4,400区画と一番広く、急斜面を上った場所にも墓が立ち並び、生徒たちは集合場所からかなり上った場所の清掃も行った。

 

 毎年大きな力を発揮している野球部員(2年)は、「地域貢献できてうれしい。私生活を正すと野球も上達する。毎日の積み重ねが大切で、しっかりするようにと言われている」と話していた。

 

 また、茶村生徒会長(3年)は、「北照高校の伝統行事のひとつ。全校生徒と先生も含めて、みんな協力して頑張ってくれた。恩返しができないので行事で返したい」と話していた。

 

 ◎北照高等学校(外部)

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