英検合格目指す市内小中学生に対策講座

 夏と冬の長期休業を活用して英語力のアップを図る、小樽英語教育研究会(伊藤仁弥会長)主催の英検対策講座が、8月8日(木)9:00〜12:00、小樽市立菁園中学校(花園5)で開かれた。

 

 市内の小学5年生〜中学3年生26名が参加し、同会の外国語教員5名と市内ALT(外国語指導助手)4名が講師を務めた。

 

 2階ホールで開会式を行い、1時間目9:20〜9:50、2時間目9:50〜10:20、3時間目10:20〜10:30の時間割で、受験する2級〜5級のクラスに分かれて受講した。

 

 小学生2名を含む12名が受講する4級クラスの1時間目にはALT4名が揃い、グループに分かれて、課題のプリントからALTが英語で質問。それについて英語で回答していた。

 

 中学2年生の藤井さんは、「初めての受験で初参加した。普段会わないALTも来てくれて良かった。英語は難しいけれど頑張って合格したい」と話した。

 

 2時間目の3級クラスにもALT4名が揃い、3級受験者用プリント問題を活用し正しい発音についても注意があった。

 

 プリント以外に、簡単な日常会話を交わし質疑応答が行われた。

 

 3級と2級の試験は、1次試験合格後、2次試験で面接試験があるため、ALTと1対1で練習するなど、どの級の受験生も内容の濃い講習会となり、合格への意識も高まり、自宅での学習にも拍車がかかった。

 

 ◎関連記事