夏休みに入る前の7月19日(金)、小樽市立長橋中学校(長橋4・伊藤仁弥校長)体育館で、全校生徒を対象にSNS等を介したトラブルを未然に防止するための情報モラル教室が開催された。(写真提供:長橋中学校)
小樽警察署から金丸晴太郎巡査部長が講師として訪れ、「LINEによるいじめ等のトラブルはもとより、最近の犯罪等の傾向などについて」の講話が行われた。
通常の生活におけるスマホを介したトラブル等の留意点が説明され、道内で起きた事案などを例に、生徒自身の危機意識を高めることの大切さなどについて触れ、LINEのグループトークを悪用した投資詐欺の危険性や闇バイトの罠など、具体的な内容について説明があった。
生徒からの質問コーナーでは、ネットトラブルに関することや、警察官になるにはどうすれば良いか、おとり捜査は実際にやっているのかなど、例年よりも多くの質問があり、金丸巡査部長はひとつずつ丁寧に回答した。
伊藤校長は、「便利な世の中になり、改めて考えていかなければならないのは、ルールを作りそれを守ること。そして、姿が見えない相手だからこそ、相手への気遣いが大切であり、空気感や距離感なども図ることが必要。人を思いやる気持ちを大切にしてほしい」と話していた。
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