おたる潮まつり 開催前最後の踊り練習会に94名参加

 7月26日から開催の第58回おたる潮まつり前に、都通りぎんざ手芸店前で、21日(日)19:00から、おたる潮まつり実行委員会(上参郷光祐実行委員長)による潮音頭と潮踊り唄の公開練習会が日本舞踊藤間流扇玉会の藤間扇玉氏を講師に迎えて行われた。

 

 2日(火)に非公開で、潮コンシェルジュの金子侑里香さんと森田有咲さん2名が特別稽古を行い、8日(月)と12日(金)にも公開練習会が行われ、今回3回目の最終日は、同コンシェルジュ2名も参加し、浴衣姿の子どもから大人までの市民や外国人観光客など94名が参加。

 

 「海への感謝と、郷土小樽の発展を全市をあげて祈念する」をメインテーマに開催するまつりの潮音頭と潮踊り唄に、親しみを持ち潮ねりこみにも多数参加してもらうため、同会の協力を得て、毎年踊り練習会が開催されている。

 

 扇玉氏の丁寧な指導を受けて練習し、最後には参加者全員で二重の輪になって踊り、都通りに潮音頭と潮踊り唄が響き渡り、まつりムードも徐々に高まった。

 

 なんとなくwith銭函中学校区(銭函中・銭函小・桂岡小・張碓小)CS隊は、子どもから大人まで64名で潮ねりこみに参加。代表の池田夫妻も練習会に訪れ、「ふるさと教育の一環で、子どもたちに小樽をもっと知ってほしい思いで続けている。気合を入れて頑張ります」と話していた。

 

 同会メンバーでもある平山公子さん(小5)は、かわいい浴衣姿で綺麗な踊りを披露し、「ふれこみに参加しねりこみには2回。最終日のさよなら潮音頭でも踊る予定で、とても楽しみ。見てくれる人に注目してもらえるような踊りを踊りたい」と話した。

 

 同まつりは7月26日(金)に開幕し、18:00から潮ふれこみが都会館前を出発し、メインステージで開催式が開かれる。

 

 27日(土)がメインイベントの潮ねりこみでは、74梯団4,446名が出場。2回あるとびいりDE踊り隊や役員梯団を併せると約5,000名が参加。13:00から第一梯団がサンモール一番街を出発し、20:30までメインステージを目指す。

 

 28日(日)は、神輿パレード・大花火大会・さよなら潮音頭が行われ、潮太鼓打演で締めくくる。

 

 ◎おたる潮まつり公式サイト(外部)

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