小樽銭函小学校で北海道技建と秋津道路が社会貢献事業

 7月17日(水)8:30から、北海道技建株式会社(銭函3・山田孝弘代表取締役)6名と、秋津道路株式会社道南営業所(築港8・仲野内弘満営業所長)10名が、社会貢献事業として小樽市立銭函小学校(見晴町5・篠崎大作校長)の駐車場のライン引きや舗装修理などを行った。

 

 昨年もボランティアで、技建の歩行者道路の設置等が行われていたが、今年は、両社から同校歩行者通路と駐車マス設置・舗装補修作業を実施したいとの申し出があった。

 

 技建工務部・奥山晃啓技術課長は、「子どもたちに、学校の道路の整備を自分で行う楽しみを体験してもらいたい。体験を通じて、この仕事を知り興味を持って、将来職業の選択肢に入れてもらえらばと思う」と話した。

 

 4年1組25名と2組24名が3班に分かれ、3・4時間目を活用し、昨年に続き2回目となる体験学習に参加した。

 

 ヘルメットやベスト・軍手を付けた子どもたちは、ラインを引く機械(ハンドマーカー)を1人ずつ動かし、駐車場のラインを引く体験をした。担当者の詳しい説明を聞き、真剣にライン引きに集中。まっすぐな白い線が引けて喜んでいた。

 

 体験した児童は、「初めて線を引いた。簡単ですっと引けた。自分の線が綺麗に引けて良かった」と満足し、別の児童は「機械は軽くて滑りやすかった。体験は楽しかった」と話していた。

 

 他の班では、白線などの安全の標識についての講話を聴き、クイズも出題され、道路のラインや横断歩道太さについても学び、ラインを引く自動車(ラインマーカー車)の運転席に乗車し普段体験できない貴重な時間を過ごした。

 

 篠崎校長は、「学校の敷地内で事故を起こしたくないので、地域貢献で歩道のラインも作ってもらい感謝する。安全に人や車が通行でき、みんなの命を守ってもらえ、どのように線を引いたりするのか、仕事にも興味を持ってもらいたい」話した。

 

 校門前に横断歩道と車の一時停止の線を新たにつけてもらう予定だ。

 

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