新バージョン追加で小樽ご当地ピンバッチ募金開始

 小樽市共同募金委員会(富岡1・相庭孝昭会長)は、小樽市限定のご当地キャラクター・運がっぱをあしらったピンバッチ募金の新バージョンとして、奥沢水源地と鰊大漁旗を追加し、市内10カ所で募金を開始した。

 

 ご当地キャラクターをあしらったピンバッチ募金は、赤い羽根共同募金(10月1日〜12月末)の期間以外でも募金活動を可能にしたいと、石井印刷の協力で2014(平成26)年にスタート。今年で11年目となった。

 

 500円以上の募金で同バッチ1個を進呈。製作費を除いた全額が赤い羽根募金となり、小樽を支える福祉の財源として活用。一部は災害等の準備金として積み立てられている。

 

 奥沢水源地の水管橋から眺められる通称水“すだれ”と呼ばれる階段式溢流路と、運がっぱを鰊大漁旗風に仕上げた2バージョンが加わり、これで全20種類に及ぶ。各800個ずつ限定ではあるが、追加も可能だという。

 

 市内で同募金ができるのは、駅なかマート「タルシェ」(稲穂2)・ポートマルシェOtarue(オタルエ・港町5)・小樽百貨UNGA↑(色内2)・ウイングベイ小樽(築港11)五番街インフォメーション・小樽市役所(花園2)別館案内・駅前サービスセンター(稲穂2)・市立小樽図書館(花園5)・小樽市総合博物館本館(手宮1)売店・天狗山ロープウエイ(最上2)山麓チケット売り場・株式会社石井印刷(相生町8)。

 

 タルシェとオタルエではカプセルトイの小型自動販売機を設置し、市役所と駅前サービスセンターは9月末まで。

 

 担当の小川春奈さんは、「今年も可愛らしいデザインに出来上がった。町内会での募金活動も減り、募金額が減ってきているため、ピンバッチ募金の協力をお願いしたい。おみやげとしても活用でき、募金することでかわいいピンバッチがもらえて、福祉に活用でき一石二鳥」と話した。

 

 ◎社会福祉法人小樽市社会福祉協議会(外部)

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