小樽市消防本部職員 盗撮行為で停職3ヶ月

 小樽市消防本部(見山義秋署長)は、同職員による盗撮行為があったとして、7月12日(金)13:30から記者発表を行った。

 

 同本部の20歳代男性職員が、6月10日(月)に市内大型商業施設で、警察官から職務質問を受け、男性の携帯電話を確認したところ、女性のスカート内の下着姿の画像があったことから、盗撮事件として小樽警察署で事情聴取を受け、本部には同20:30に警察から連絡が入り、現在も警察で捜査を行っている状況。

 

 同本部職員が在宅中の職員と直接面談したところ、盗撮行為が複数回あったことを認め、7月12日(金)付けで停職3ヶ月とし、上司の管理監督責任については公務外ということで処分なしとなった。

 

 同本部は、今年3月にも公務外の横領があり、その後もミーティングや研修を重ね、コンプライアンス遵守の徹底を図っているところだった矢先で、事案は異なるが短期間で再発となってしまった。

 

 見山消防長は、「市民の信頼を裏切り、重く受け止めている。職員の普段の行いについても、今後研修を進め、管理職にも部下職員の悩みや私生活での考え方の聞き取りを行いつつ、不祥事が起こらないよう進めていきたい」と述べ、再発防止の取組みを更に強化するとした。

 

 ◎関連記事