小樽フォト虹彩(井上雅博代表)の写真展が、7月3日(水)〜7日(日)に、市立小樽美術館(色内1)1階市民ギャラリー2で開かれている。
2005(平成17)年に写真好きの仲間が集まり発足され、写真展を開催してきたが、コロナ禍で2年続けて中止となった。現在会員8名で、2ヶ月に1度の例会を開き、写真のノウハウを学んでいる。
今回はそのうちの6名が、それぞれにテーマを決めて43点を出展。6名の個展のような写真展となっているのもこの会の特徴。
中島史江さんは写真教室に通い始め、その講師が開く撮影会に参加。今回は、美瑛の撮影ツアーに参加した時の写真を出展。太陽光で輝くスモモの木や観光スポットの四季彩の丘も、あえて春のチューリップの季節を撮影。美瑛を知り尽くした講師ならではの秘密スポットで、撮影を楽しんでいるという。
阿波和行さんは、北海道の夏・秋物語と題し、観光名所をピックアップした。伊達市大滝区にあるナイアガラの滝や雨竜郡北竜町のひまわりの里、フラワーランド上富良野の真っ赤なサルビアやコキアなどを紹介。
小樽のまちも随分変わっていることに注目した井上雅博さんは、「消えた風景」と題し、市立小樽美術館のポプラの木や有幌町の倉庫、水天宮下の堀と蔵、嵐山通のY字路の建物など、どれも今は無き懐かしい風景が広がっている。
当番の中島さんは、「自分のテーマを決め複数の写真を出展。撮りたいものを自由に撮ることが当会のテーマで、額も大きさもバラバラで、それぞれの個展のような展示。ぜひ会場でご覧いただきたい」と来場を呼びかけている。
2024年小樽フォト虹彩写真展 7月3日(水)〜7日(日)10:00〜17:00(最終日16:30)
市立小樽美術館(色内1)1階市民ギャラリー1 入場無料
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