小樽市子ども議会第1回勉強会“小樽の魅力を考えよう”開催

 一般社団法人小樽青年会議所(橋本喜生子理事長)では、担当する小樽ブランディング委員会(松岩委員長)の事業「小樽市子ども議会」をスタートした。

 

 第1回目は「小樽の魅力を考えよう」をテーマに、6月29日(土)13:30から小樽経済センター(稲穂3)4階会議室で、参加者23人中小学6年生から高校2年生までの4人と橋本理事長と松岩委員長を含む6人が参加。

 

 同事業は、同所メンバーと子ども議員が小樽市議会議員の立場になって、共に楽しみながら小樽の魅力と課題を考え、市議会の質問形式にまとめ小樽市長に対して質問。答弁の内容を踏まえ、これからの小樽のまちづくりについて考えることを目的としている。

 

 全5回実施し、10月14日(月・スポーツの日)には議場で子ども議会を開催。26日(土)12:00〜17:00に、市民への報告会を小樽市民センターマリンホールで行う予定。

 

 冒頭、橋本理事長は、「皆さんに小樽のまちの魅力を知ってほしい。1人1人の言葉が貴重で、最後に市長へ言葉を伝える時間を用意している。大人と子どもが課題を共有し、成長してもらいたい」と挨拶し、松岩委員長など来賓の挨拶後、青年会議所や小樽市議会について説明した。

 

 小樽市高島地区に根づく市指定無形民俗文化財の高島越後盆踊り保存会15人が、揃いの浴衣姿で登場。太鼓や笛・生唄に合わせて独特の踊りを披露し、参加者も見よう見まねで一緒に踊りを体験した。

 

 参加者の中で最年長の北照高校2年生の伊藤君は、「北照高校のワインプロジェクトに参加している。政治を見るのが好きで、関わってみたいと思い参加した。これからのプログラムにも興味がある」と話した。

 

 休憩を挟み、高島越後盆踊りを盛り上げるためにはどうしたらよいか、将来も住み続けたいと思える小樽とはの2つのテーマについて考え、思ったことを自由に発言していた。

 

 第2回は8月3日(土)13:00〜16:00、JR小樽駅集合し、おたる案内人検定を持つJR小樽駅職員による駅舎見学。小樽第3号ふ頭周辺施設見学、海上保安部庁巡視船の乗船体験や海上保安庁官の業務見学を予定している。

 

 ◎一般社団法人小樽青年会議所(外部)

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