市内5つの海水浴場のうち、6月28日(金)におたるドリームビーチ(銭函3)が海開きを行い、本格的な夏の到来を告げた小樽では、29日(土)12:38に30.9℃を観測し、今シーズン初の真夏日となった。
小樽市保健所では、28日(金)10:00に第1号の食中毒警報を発令。解除は7月1日(月)10:00。手洗いの励行や食品や調理器具の取り扱いに注意する呼びかけている。
小樽運河には運河クルーズの船が、涼し気な水面を何隻も航行し、北海道の夏を楽しむ観光客の姿が見られた。
道内174地点で、最高気温が30℃以上となる真夏日を観測したのは57地点で、最も暑い時期を上回った地点がほとんどで、暑さに慣れていない市民らは、日陰を歩いたり日傘をさすなどして暑さをしのいでいた。
札幌管区気象台では、気温が高い状態は、南から暖かい空気が流れたことと太陽の高度が高いため、晴れると日射も強くなると説明。6月30日(日)は最高気温29℃で、19:00からは雨になる見込み。
札幌市で見ると、今後1週間は気温が高い見込みで、7月5日(金)から9日(火)にかけて平年よりも高くなり、しばらく高い気温が続く。
25日(火)に発表した3か月予報では、北海道は7月~9月の平均気温は高い見込みで、今年も暑い夏になりそうだ。こまめに水分補給し、体調管理に注意するよう呼びけている。
◎2024年6月29日の北海道の最高気温高いほうから(アメダス)