小樽市立朝里中学校(大山倫生校長)運営協議会と朝里中学校PTA(笠原寿仁会長)が主催し、小樽・朝里のまちづくりの会と新光東町会が協力して、あじさいドリームプロジェクトを、6月15日(土)9:00から開いた。
同中学校の環境はもとより、まちづくりの観点から、地域住民や道路を往来する人々の目を楽しませることを目的に、同校横のバス通り沿い約110mにあじさいを植樹するもので、晴天に恵まれ、同プロジェクト関係者のほか、生徒や保護者・朝里小学校児童など75名が参加した。
中美紀子さんが、2〜3年間植栽するため丹精込めて育てた、赤てまり咲き紫陽花の刺し木をにした約180株を寄贈。もうじき花をつける挿し木は低木な種類で、秋まで花が楽しめ紅葉する。
植える場所の穴を掘り、あじさい一株毎に肥料も添えて準備され、大山校長から植え方の説明があった。
3年生の女子生徒は、「初めて植えた。紫陽花が好き。家で花を植えたことがあり参加した。花を見るとみんな笑顔になるから楽しみ」と話した。
まちづくりの会や町会の先輩たちから、鉢から苗の取り方を教わりながら、小学生も中学生も初めて苗植えを体験。1人2個〜3個植え、40分ほどで全部を植えることができた。
笠原会長は、「沢山集まり感謝している。通学路に植え、景観を良くしてスポットになればと思う。あじさいが咲き乱れるようになり、通行人もほっこりすれば」と開花が待ち遠しい様子。
大山校長は、「まちづくりを重要視していて、行き交う人たちの目を楽しませたい。小学生から地域の大人までがいっしょに力をあわせて作業することに意義がある」と期待した。
最後に、苗を提供した中一夫さんは、「地域と連携でき、みんないきいきした活動が素晴らしい。子どもからお年寄りまで一緒にまちづくり。あじさいを180株も植え、嬉しく思う。地域の皆さんが癒やされるゾーンになれば」と話した。
朝里まちづくりの会「花部会」では、地域に花を彩る「花いっぱい活動」を創立時から続け、百想園や朝里川遊歩道、朝里インターチェンジ花壇にも、紫陽花を植えて管理している。
根が張るまでは、数か月間学校で水やりをする。後日、美術部が看板を作成し、道路沿いの3ヵ所に設置を予定している。
◎関連記事