キュナード・ラインが運航する豪華客船クイーン・エリザベス(9万トン・全長294m)が、5月27日(月)8:00、小樽市第3号ふ頭に約300mの大きな船体を現し入港。昨年に続き2回目の寄港となる。
同船は、英国女王エリザベス2世の許可を得て名前が付けられた豪華客船で、船籍は英国領バミューダ、乗客定員数2,081人・乗組員980人。5月24日(金)に東京を出港し、26日(日)青森港から小樽に寄港。
小樽港クルーズターミナル内インフォメーションブースでは、昨年のドリームプロジェクトの英語専攻した双葉高校2・3年生5名を含む11名が、下船した乗客の観光案内に関する質問に英語で対応。
ボランティアグループの小樽ESS(星功代表)5名・小樽おもてなしボランティアの会7名と、市民ボランティアらが協力。
続々と下船した乗船客は、目的別にツアーバスや列を作ったタクシーに乗り込む者や、市内散策や土産を買うためにインフォメーションセンターに立ち寄るなど、観光を楽しむために行動していた。
同センターには、同校生徒が小樽観光の知識と練習してきた英語力を活かして、ガイドブックや地図も一緒に手渡し、小樽運河や堺町通商店街などの場所を尋ねる外国人に堂々と対応した。
2回目参加の3年生は、「貢献できればうれしい」と話し、初めて参加した2年生は、「声掛けが難しいが楽しい。堺町通りの説明やみやげ屋を紹介した」と話していた。
タクシーで定山渓に行きたいのでドライバーと交渉したいと、難しい要望もあったが、先輩ボランティアのフォローもあり、スムーズに進められ、地図を片手に小樽のまちへ繰り出す乗船客の姿が見られた。