一般社団法人小樽観光協会では、観光客や市民の消費による市内経済循環をより高めるため、TOPPANデジタル株式会社と連携して地域限定電子マネー「おたPay」販売を、6月1日(土)から開始する。
繁忙期の6月〜8月末に、地域での消費に繋げ地域での消費について調べ、地域のメリットになることを目指したいと実施。
利用分を月末毎に清算して実績データにまとめ、観光客と市民別に、消費の内訳と金額データの利用分析から、将来の本格実施に向けた検討を行う。
おたPayは、5,000円で購入して6,000円分が使え、残高上限限度額は2万円まで。購入したカードに印字されているQRコードをスマートフォンで読み取って起動させ、登録して使用。登録店舗の飲食店や土産店で使用でき、登録店舗は現在も募っている。(5月21日現在72店舗登録)
販売数は6,500口で、市民や日帰り観光客にはポートマルシェotarueで2,000口、夜の観光振興を図るために宿泊客のみに、オーセントホテル小樽で1,500口、グリッズプレミアムホテル小樽で1,500口、ホテルトリフィート小樽運河で1,500口を販売する。
民泊施設や簡易宿泊所に、1棟貸し15,000円以上の宿泊商品に3,000円分の「おたPay」を付けた。プレゼント数は450予約分。
まだ電子化に対応していない市内店舗も、この機会に参加登録し、これからの電子化へのきっかけになればと期待している。
今後、5月29日(水)に利用登録店舗への説明会、6月1日(土)に販売開始、各前月の利用分を月末精算(6月・7月・8月)、9月から事業を検証する。問合せは小樽観光協会(0134‐33‐2510)へ。