市立小樽図書館(花園5・伊藤信彦館長)では、こども読書週間(4月23日〜5月12日)にちなみ、さまざまなイベントを企画し、5月6日(月・振替)をおたる子ども読書の日として、「春を楽しもう」をテーマに楽しい時間を過ごした。
小樽在住の絵本作家こぐれけいすけ氏の絵本ライブや工作会が開かれ、事前予約を済ませた子ども15人と大人11人が参加した。
同氏の絵本作品「とんねるくん」の読み聞かせでスタートし、子どもたちは、絵本を作った本人の読み聞かせを体験。
工作会では、長い風船を使った「ニョキ ニョキおもちゃ」を制作。長い風船100個が用意され、自由に画用紙を切り抜いてパーツを張り付けたり、毛糸や色画用紙で飾り付けて動物に見立て面白いおもちゃを完成させた。1人何本でも制作でき、子どもも大人も時間を忘れて制作を楽しんだ。
制作されたおもちゃは15:00ごろから児童室に、同氏がレイアウトする予定で、「風船は面白い。家でも楽しんで工作してみてください」と話していた。
小学1年しあちゃんは、「動物や噴水を作った。工作が大好きなので、また工作会があったら参加したい」と話していた。
11:15からは、迫俊哉市長による「おはなし会」が行われ、大人30人と子ども15人が来場し、絵本の世界を堪能した。
猫が好きな迫市長は、「よくばりすぎたねこ」と最後まであきらめないと良いことがある「999ひきのきょうだい」の2冊を、大型絵本で読み聞かせ、「本から沢山のことを学んでほしい」と話していた。
2歳になったばかりの男の子も集中して物語に聞き入り、物語を共有することで親子の絆を深めながら、読書の日を楽しんでいた。
また、たるばどブックフェスティバルも開催され、図書館前にはわくわくブック号の見学や本の貸出も行われ、午後からは、どきどき司書体験や人形劇サークルの「ぐぅちょきぱぁのおはなし会」スペシャルバージョンが行われた。
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