小樽の蜃気楼シーズン幕開け! 柴田氏が小規模を確認

 連日の好天に見舞われている小樽では、蜃気楼ウオッチャーの蜃気楼発生が気になる日が続いている。

 

 4月13日(土)午後、朝里海岸に観測に出かけていた札幌在住のウオッチャー・柴田進氏は、13:40頃、高島岬やその沖合の船舶が伸びているのを確認。

 

 柴田氏は、「小規模な蜃気楼が発生しました。朝里海岸から高島岬やその沖合、そして石狩湾新港タンク群も少し変化がありました。おたるドリームビーチから石狩湾新港にかけた砂浜はところどころでバーコード状になることも確認。

 

石狩湾新港タンク群1 貨物船 高島岬 小型船 石狩湾新港タンク群2

 

 それから、この時期、小樽〜石狩沖にはまだイワシがいるらしくカモメがかなり多く、撮影の邪魔になります。オートフォーカスは要注意です」とコメントを出した。

 

 蜃気楼発生期待度が30%と発表された今月8日(月)にも、銭函海岸に14:30頃から約2時間観測に出かけ、「石狩湾新港の施設や沖合の貨物船等は縮み傾向ではあったが、伸び上がり現象はなかった」と報告している。

 

 気温や風向きなど、長年の経験から蜃気楼が発生しそうな日には、こまめに観測を続けている。

 

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