令和6年度小樽市人事異動発表 初の札幌市人事交流

 2024(令和6)年4月1日付けで一斉に実施される、小樽市(迫俊哉市長)人事異動の課長職以上の概要が3月21日(木)に発表された。

 

 ◎2024(令和6)年度小樽市人事異動一覧(PDF)

 

 異動規模は、部長職2人(11.8%)、次長職11人(32.4%)、課長職63人(33.3%)、係長職129人(33.4%)、主任職主事職254人(22.0%)、全体として459人(25.8%)。

 

 昇任者数は、部長職1人・次長職7人・課長職23人(医師を除く)。部長職でだた1人昇任したのは、水道次長から水道局長となった畠山樹欣氏(55)

 

 人口対策をはじめ、複雑・多様化する行政ニーズに対し、より効果的な政策を実現できるよう、市民との協働や民間事業者等との連携を強化することを目的に総合政策部を新設。

 

 総合政策部長には札幌市から異動となった柄澤晃人氏が就く。小樽市からは係長職1人を札幌市に職員の相互派遣を実施。専門性の向上や業務の見直しを図るとともに、両市間の連携を強化し、複雑・多様化する行政ニーズに対応するための知見を共有することなどを目的に、札幌市と人事交流を行った。

 

 また、官民連携室を新設し、北海製罐第3倉庫の活用など民間と連携したプロジェクトに取り組み、大学や他自治体との連携に関する業務等を企画政策室から、ふるさと納税に関する業務を産業港湾部から、地域公共交通に関する業務を建設部から、それぞれ移管して集約した。

 

 こども家庭センターを設置し、妊産婦・子育て世帯・子どもへの一体的な支援を行う担当主幹を新設。保健所・建設部・教育部からも担当主幹を新設。

 

 2025(令和7)年度までに女性管理職25%を目標としている女性登用(全職種・病院医師も含む)に関しては、2024(令和6)年度昇任した部長職1名・次長職0名・課長職4名。管理職が占める割合は2023(令和5)年1月で19.4%(54人/278人)、2024(令和6)年4月1日で19.2%(55人/286人)だった。

 

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