3月25日(月)のオープンに先立ち、小樽後志の特産品や北海道銘菓などの物販と観光案内機能を兼ね備えた第3号ふ頭基部の新施設「小樽国際インフォメーションセンター」の内覧会が19(火)14:00から開かれた。
同施設は、建築面積697.5㎡・延床面積859.16㎡、1階には国際インフォメーションセンター・売店・トイレなどがあり、2階は事務所・スタッフ休憩室・屋上デッキを備えている。
駐車場を含む建物全体は、小樽観光振興公社が建設し運営。コンテナや売店・同センターは観光協会が運営する。営業時間は通年9:00~20:00。
建物横の駐車場は91台が駐車可能で、合同庁舎横の駐車場を含めると281台の駐車スペースがあり、1時間300円・1日最大1,000円、売店で2,000円以上の買い物で1時間無料。
駐車場内には40フィートコンテナ3台を設置し、1台はテイクアウトの飲食販売用、他2台は、テイクアウトした飲食を味わったり寛げる場所を提供する。コンテナ周辺にも椅子やテーブルを設置する。
同センター観光案内所部分にはカウンターが3面に広がり、複数のお客さんにも対応しやすいようにした。デジタルサイネージを配置し小樽観光PR映像やスポットを紹介。パンフレットやガイドブックは、取りやすいようカウンターの棚に収納している。
明るい店内のポートマルシェotarue(オタルエ)では、小樽後志の特産品や加工食品・酒類・クラフト類・北海道を代表する銘菓や酒類など、約1,500点もの豊富な品揃えと、商品を見やすく取りやすく陳列されている。小樽や近隣町村の農家から産地直送で農産品の販売も行う。
免税店の登録を行い、レジカウンター4台のうち1台利用可能し、コインロッカーは大きめのキャリーバックが入る大きさで、1日あたり600円で利用できる。
女子トイレは、温水洗浄洋式便器17台・自動水栓洗面器8台・化粧鏡14台・ハンドドライヤー2台、男子トイレは、温水洗浄洋式便器7台・自動水栓小便器13台・自動水栓洗面器6台・化粧鏡6台・ハンドドライヤー2台を設置。ハンディキャップトイレや授乳室も完備し、専属清掃員が巡回し、常に清潔なトイレを維持する。
屋上デッキは一般開放し、階段とエレベーターでも移動可能。テイクアウトした飲食物を楽しみながら休憩したり、港や海を見ながら寛げる。夏季シーズンはビアガーデンなどの利用も検討している。
25日(月)は11:00から落成式とオープニングセレモニーを開催し、テープカット終了後に、一般客の利用開始となる。
◎関連記事