小樽市産業港湾部港湾室港湾振興課は、2024(令和6)年度の小樽港へのクルーズ船寄港は30隻を予定していると発表。
2023(令和5)年度は22隻、2022(令和4)年度は日本船のみの6隻、2021(令和3)年度と2020(令和2)年度は、新型コロナウイルス感染症の影響により寄港実績はなく、これまで一番多かった年は2014(平成26)年度の41隻。
これまで第3号ふ頭と勝納ふ頭としていた受入れふ頭が、今年度は、第3号ふ頭でも大型クルーズ船対応岸壁の併用を開始し、14万トンクラスのクルーズ船を受け入れることが可能となり、寄港予定のクルーズ船は、ほぼ第3号ふ頭での受け入れを予定している。
ふ頭内では、小樽港クルーズターミナルや大型バス専用駐車場が整備され、市内中心部への移動もこれまでの勝納ふ頭よりも近くなった。
2024(令和6)年度のクルーズ船寄港は、4月8日(月)にル・ソレアル(フランス船籍)から始まり、10月25日(金)のノルウェージャン・スピリットまでの30隻で、初寄港は5隻。
今年初寄港の2019(平成31)年に就航したカーニバル・パノラマ(パナマ船籍)は、これまで寄港したクルーズ船では一番大きく、133,868トン・全長322m・全幅37m・乗客定員4,000人。受入れ岸壁は現在未定。
ダイヤモンド・プリンセス(イギリス船籍)も5回の寄港を予定し、横浜発着の北海道と鹿児島ー韓国を巡る日本南北探訪ツアーなどを行い、小樽港に寄港する。
小樽クルーズ客船歓迎クラブでの出迎えや出港見送りは1隻目から予定している。