小樽市総合博物館運河館(色内2)第1展示室を会場に、子どもたちの健やかな成長を願う3月3日のひなまつり行事として、3日(日)10:00〜12:00と13:00〜15:00で、着物を着付けてひな壇をバックに写真撮影を楽しむ、うんがかんのひなまつりが開催された。
事前予約した0歳〜12歳の16組が、着付けボランティアに着物を着つけてもらい髪飾りを付けたおすまし顔で、家族のカメラやスマートフォンでひな壇をバックに撮影し、ひなまつりの思い出を残した。
会場には、同館所蔵の江戸末期の古今雛や、明治末・昭和初期の段飾りや御殿飾り、出征雛や豆雛など14組の雛人形を展示されている。
茶道裏千家淡交会小樽支部(萩原宗代幹事長)メンバーと、昨年5月から月2回の指導を受ける茶道部の中学生4人が参加し、お茶会も5年ぶりに再開され、来場者100名に茶と和菓子が振舞われた。
前田代表は、「中学生の皆さんがお点前できるようになり、指導者冥利に尽きる。このような体験でき良かったと思う」と話していた。
来場者は、目の前でお点前を披露され淹れたてのお茶を味わい、ひなまつりのひとときを楽しんでいた。
小鷹梨真さん(5年)は赤い着物が良く似合い、「今年も綺麗な着物を着て、写真を撮ることができて良かった。会場に来ていないお父さんとお兄ちゃんにも見せてあげたい」と話した。
札幌在住の6年生の女の子や、2歳と7歳の姉妹などが着付けに訪れ、愛くるしい着物姿に、会場は終始和やかな雰囲気に包まれていた。
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