2024(令和6)年1月末の古平海岸をはじめ、小樽沿岸でも2月上旬にかけて群来が確認されている。
群来は、大群の鰊が産卵のため海岸に押し寄せ、産卵・放精により海の色が乳白色に染まる現象で、今年もSNS等で群来の見事な写真や映像を紹介。
2月18日(日)の午前中、祝津パノラマ展望台からホテルノイシュロス下の海岸に、鮮やかなブルーがかった乳白色の群来が観測された。海岸に近づくことはできないが、午後にも群来は見られ、多くの見物客が群来を見に訪れていた。
小樽市HPには、「群来は、ここ10年以上確認され、漁業者の皆さんが稚魚放流などの活動が実った」と書かれ、毎年6月開催のおたる祝津にしんまつりでは、鰊の稚魚の放流会が開かれている。
市場やスーパーには小樽産の鰊が並んでいるので、旬の鰊をぜひ味わってみていただきたい。
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