3/25オープン!小樽国際インフォメーションセンター

 2月5日(月)、株式会社小樽観光振興公社と一般社団法人小樽観光協会は、第3号ふ頭基部の新施設「小樽国際インフォメーションセンター」と新売店「ポートマルシェotarue(オタルエ)」の概要について発表。

 

 クルーズ振興やみなと観光としての賑わい創出を図る目的で、小樽市(迫俊哉市長)は、第3号ふ頭及び周辺再開発事業を進め、その一環として同センターと隣接駐車場が新しくなり、2月末の工事完了の目途がつき、3月25日(月)に施設運営をスタートさせる。

 

 新施設は、小樽市観光物産プラザ(通称運河プラザ)の国際インフォメーションセンターと売店が移転する形となり、運河プラザは3月31日(日)まで営業する。

 

 同センターの建設面積は697.5㎡・延床面積859.16㎡ 総工費は4億5千万円。1階555.55㎡は同センター・売店・トイレ、2階126.02㎡は事務所・スタッフ休憩室。屋上デッキ339㎡は一般開放する。

 

 海の中のサンゴ礁が魚を惹きつけるように、透明な空間の中に孔の空いた壁柱が林立し、再開発により賑わいを増す第3号ふ頭の先端方向に向けて45度の角度を持って、屋根のラインを超えて配され、2階建物は、鰊番屋をイメージした小さな小屋が倉庫群の風景と調和している。

 

 隣接した駐車場は90台駐車可能で、1時間300円・1日最大1,000円、売店で2,000円以上の買物で1時間無料。合同庁舎横の駐車場と合わせると約300台が駐車可能。3月25日(月)のオープン後は、合同庁舎横も同料金扱いとなる。

 

 駐車場内には40フィートのコンテナ3台を設置し、1台はテイクアウトの飲食用販売、他2台はテイクアウトした飲食物とともに寛げるスペースとして開放する。

 

 1階の売店名をポートマルシェotarue(オタルエ)とし、売店ロゴは、株式会社KOO・髙田将平取締役制作部長のデザインに決定。ガス灯を灯台に見立て、波をイメージさせるラインとカモメを入れ、小樽港にあるマルシェを表現。

 

 通年を通して9:00~20:00の営業。小樽後志地域の多種多様な特産品やニーズが高い商品をはじめ、新たな商品開発も各事業者と連携して行い、国内外の観光客に向け北海道を代表する銘菓も揃え、小樽を代表する物販店として親しまれ利用しやすい店舗づくりに努める。

 

 トイレは、女子用17台・男子用20台(自動水栓小便器13台含む)、ハンディキャップトイレ1台の計38台で授乳室も設置。専属清掃員を配置し、巡回して清潔なトイレを維持する。

 

 2階屋上は、夏季期間にビアガーデンやジンギスカンやバーベキューも提供する。

 

 同協会・徳満康浩専務理事は、「人が入って完成する施設で、それに応える商品のラインアップ・スキルアップして、国内外のお客さんに集まってもらい、賑わいを作りたい。

 

 周辺の開発も進み、8年の春の完成までに新施設としてしっかりとやっていきたい」と話している。

 

 ◎2024年3月、新たな観光施設の誕生です!(外部)

 ◎関連記事