昨年12月16日〜24日にサロン・ド・宮井(花園1宮井額縁店内)で、小樽市内の美術作家20名が色紙作品を出展して開催された小樽美術家チャリティ絵画展2023の収益金を、市立小樽美術館(色内1・苫名真館長)の支援団体・市立小樽美術館協力会(秋野治郎会長)へ寄附し、1月30日(火)に同館で贈呈式が行われた。
今年で5回目となるチャリティ絵画展は市内美術作家20名が31点を出展。小樽を盛り上げようと、市民をはじめ市内外の美術家ファンが来店し、1点3,000円で19点(57,000円)を売り上げ、参加した美術作家を代表し阿部典英氏・羽山雅愉氏・宮井氏が出席し、店内設置のチャリティBOXの1,100円を合わせた58,100円が寄附された。
苫名館長は、「改めて、小樽美術館が市民の皆さんや作家の皆さんに支えられていることを深く感じた。小樽美術館は、小樽の美術を中心に調査し、将来繋いでいくことが使命。これからも心して努めていきたい。大切に使わせていただきたい」と感謝した。
宮井氏は、「5回目となり、楽しみしていらした方が沢山いた。また来年もしますか?との声もあり、市民の関心も増えてきていると思う。出品者も毎回4、5人の入れ替えがある」と話した。
羽山氏は、「小樽美術館へ協力しようと、何かできないかと考え始め、これからも続けたい。いよいよ6回目となり、開催日を検討中」と話し、阿部氏は、「人が沢山集まるようなことをしたい」と話していた。
◎関連記事