もったいない精神で必要な人に!ユネスコカレンダーリサイクル市

 企業や家庭などから使われないカレンダーを必要な人へ届ける、小樽ユネスコ協会(原田祥二会長)のカレンダーリサイクル市が、1月10日(水)から小樽市総合福祉センター(富岡1)4階で始まった。

 

 同センターでは11日(木)にも、長崎屋(稲穂2)1階公共プラザでは12日(金)・13日(土)に、いずれも10:00〜16:00で行われる。

 

 全国の企業や事業所などのカレンダー3,000部・手帳200冊・ダイアリー100冊・卓上カレンダーが多数集まり、紙資源の有効活用と環境保護の立場から、必要な人にリサイクルすることで、その収益を活用する「もったいない精神」事業で、同協会1月の恒例の行事。

 

 人気の日めくりカレンダーは43部も用意でき、500円で提供された。文字のみと卓上カレンダー(2冊)が100円で、絵・写真入りと手帳は200円、ダイアリー300円となっている。

 

 初日は、10:00の開場前から待ち焦がれていた人が列を作り、カレンダーの山からお目当てのカレンダーを探していた。来場者は「気に入ったカレンダーがありました」と笑顔で話した。

 

 安達久美子副会長は、「カレンダーはコロナ前と同様に集まった。旧暦と新暦が書かれているカレンダーもあって、珍しい物から定番まで揃っている。ぜひいらしてください」と来場を呼びかけた。

 

 同協会は、1949(昭和24)年札幌に次ぐ道内2番目の民間ユネスコとして設立され、国連のUNESCOの活動を市民の立場で支援し、平和な国際社会づくりを目指すユネスコ精神を地域発信している市民団体。

 

 会場には募金箱も設置され、書き損じはがきも回収している。活動で得た収益は、ユネスコ世界寺子屋運動をはじめとするユネスコ活動への継続募金、市立小樽図書館「ユネスコ世界文庫」の充実などに使われている。

 

 ◎小樽ユネスコ協会(外部)

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