小樽運河100年を祝う「小樽運河100年プロジェクト」で、9月〜12月に様々なイベントを企画。最後に12月23日(土)のナイト・カーニバルで締めくくった。
小樽の情報をリアルタイムで発信する小樽アオバト情報局を運営する藤間めぐみさんは、小樽運河が完成した記念すべき12月27日(水)にイベントがないことを知り、SNSやメッセージボードで祝おうと考案。
小樽市観光物産プラザ(色内1)1番庫ギャラリーを会場に、総合博物館所蔵の運河の歴史を語る写真や市内のフォトグラファー・志佐公道さん撮影の写真など、いろいろな表情を見せる15枚の運河写真を集めたパネルや、来場者が書き込んだ運河100年を祝うメッセージや思い出をボードに展示した。
また、運河を特集した新聞記事、堺町の出世前広場で見ることができる蓑谷和臣氏作の紙芝居「運河四十七士」を紹介。観光案内所にもなっている会場は、外国人観光客も多く、英語でのメッセージも沢山集まった。
SNSでは「#小樽運河100年おめでとう」で投稿し、SNSをやっていない人も会場のタブレットで見ることができた。
イベントを知り来場した女性は、「100年支えてくれてありがとう。いつの時代も運河にお世話になったことをメッセージに書いた」と、運河100年の日を祝った。
藤間さんは、「沢山の人が愛した場所・運河だから、この日にやりたいと思った」と話し、次々と集まるメッセージに笑顔になった。
小樽市総合博物館運河館では、関連イベントとして、曾祖父の100年と小樽の100年の歴史が載った力作、桜小学校児童の自由研究「写真で見る運河100年」と、小樽運河のパネルを展示した。
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