12月19日(火)小樽港長(小樽海上保安部長)から、小樽港湾管理者(小樽市長)に米国艦船の小樽港寄港について打診があったと、市産業港湾部港湾室が21日(木)に発表。
同港に寄港を希望している米国艦船は、ラファエル・ペラルタで、2024(令和6)年2月5日(月)〜9日(金)に通常入港が目的。
同船は、アメリカ海軍のミサイル駆逐艦で、2021(令和3)年2月に神奈川県にある横須賀海軍施設と第7艦隊に前方配備され、小樽港寄港は初めて。
全長155m・全幅20m・喫水9.7m・排水トン数9,580トン・マストの高さ46.60m・最大上陸人員319人。船の大きさや深さなどから、港町2番・3番・勝納1番・中央4番の4港に入港可能。
小樽市は、入港時及び接岸時の安全性、商業港としての港湾機能への影響、核兵器搭載の有無の3項目について慎重に調べる。
同港湾室によると、商業港であることから商船を優先し、港湾機能に影響がないよう接岸時の安全性などを考慮して検討する。寄港できるか決まるのは、寄港予定の1週間前になる予定。
◎関連記事