12月13日(水)11:00から、中央バス観光開発株式会社(最上2・二階堂恭仁代表取締役社長)が運営する小樽天狗山スキー場(最上2)のオープンに先立ち、安全祈願祭を実施された。
天狗山ロープウエイ乗り場横の天狗亭2階ホールのスキー場が一望できる場所に祭壇を設置。二階堂社長をはじめ関係者30名が出席し、小樽総鎮守住吉神社(住ノ江2・星野昭雄宮司)の川端克征権禰宜により神事が執り行われ、降雪と安全を祈願した。
今年の天狗山は降雪が少なく、真っ白な雪化粧はしているものの、スキーができるほどの積雪には至っていない。公式HPによると、積雪量は山麓3cm・山頂5cm。
12月16日(土)に予定していたスキー場オープンには積雪状況が間に合わず、小樽雪花火のイベントを開催し、オープンは18日(月)以降となる見込みで、公式HP内NEWSで知らせる予定。
13日(水)は強風のためロープウエイが運休となったが、真っ白な雪山をバックに撮影を楽しむ外国人観光客の姿が見られた。
祈願祭終了後、二階堂社長は、「ロープウエイの利用客は、1990(平成2)年は夏場で20万人、冬場で10万人となるが、リフトに80万人の利用があった。2019(令和元)年には、インバウンドのお客さんが増え夏に20万人が来場。冬もロープウエイのお客さんが15万人に。1990(平成2)年よりも増えたが、リフトが20万人までに減少した。リフトの本数にも違いはあるが、スキー客が少なくなってきている現状。
現在も充分雪が降っていない状況で、このままではオープンは厳しい。4月の初めまでスキー場の営業をしていたこともあったが、近年では3月の中旬で営業できず、温暖化の影響があるのかと思う。短い期間になるが、しっかりと整備してスキーを楽しんでいただく準備をし、皆さんにも引き続きご支援をよろしくお願いしたい」と挨拶した。
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