小樽ほほえみフェスタ2023 各施設の自慢作品並

 小樽市「障がい者週間」・フェスタ実行委員会(髙橋敦司会長)では、障がい者週間に合わせ、12月7日(木)・8日(金)長崎屋小樽店(稲穂2)1階公共プラザと2階催事場で、共に生きる小樽ほほえみフェスタ2023を開催。

 

 障がい者基本法で12月9日を「障がい者の日」と定め、2004(平成16)年の同法改正に伴い、12月3日〜9日を「障がい者週間」とし、その啓発事業として、1991(平成3)年度から、小樽市・障がい者団体施設・ボランティア団体等を構成団体とする、小樽市「障がい者の日」啓発事業実行委員会を発足し、障がい者の作品展示・販売・パネル展などの啓発活動を実施。

 

 2005(平成17)年度からは小樽市「障がい者週間」・ほほえみフェスタ実行委員会と名称を変更して、夏・秋・冬の年3回開催している。

 

 市内の事業所16施設と小樽市と保健所が、両日の出店や1日のみ出店でそれぞれに可能な範囲で参加している。

 

 新規出店の小樽就労継続支援B型らしくわーく(錦町22)では、20〜70代の利用者と調理した自慢のカレー弁当を1個500円・10食限定で販売。利用者が手作りしたアクセサリーも並び、初の試みとなる「雪かき」1時間1,000円のポスターも展示し市民に告知している。

 

 社会福祉法人塩谷福祉会(塩谷4)では、今年も百花蜜やシナノキなどのはちみつ、竜玄さんこと中川賢さんが制作した2024(令和6)年カレンダーも50部限定で販売。

 

 カレンダー制作は6年目となり、表紙は北海製罐第3倉庫、顔が難しかったという干支の龍やJR小樽駅・クルーズ客船など、小樽らしい絵が描かれ、書道初段の腕前で立派な文字が書かれている。

 

 社会福祉法人小樽四ツ葉学園(桜3)では、園内で栽培したしいたけを販売。生しいたけは330g入りで500円。乾燥しいたけは70gで378円。

 

 利用者と職員が丹精込めて制作した手芸品も並び、今回はクリスマスにちなみ、ツリーやサンタクロースをモチーフにした作品が一押し。籐工芸やビーズ・毛糸で編んだ可愛らしいツリーが格安で販売されている。

 

 2階催事場では初日から大勢の人々で賑わい、1階公共プラザでは、小樽肢体障がい者福祉協会(浅田勲会長)会員が通うカメラ教室や書道教室・絵画教室参加者の力作や、今年初の出展で、児童発達支援センターや放課後デイサービスのきっずてらすやサンシャインキッズ、こころに通う児童の絵画作品等も展示している。

 

 小樽市福祉保健部福祉総合相談室の岩瀬さんは、「コロナも5類となり、参加事業所も増えてきている。障がい者週間の周知も含めて各事業所での取り組みも紹介。立派な作品も多く、ぜひ手に取って楽しんでもらいたい」と来場を呼びかけている。

 

 共に生きるー小樽ほほえみフェスタ2023 12月7日(木)・8日(金)10:00〜17:00

 長崎屋小樽店(稲穂2)1階公共プラザ・2階催事場 入場無料

 

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