第26回小樽雪あかりの路(西條文雪実行委員長)の第1回実行委員会(発会式)が、12月5日(火)14:00から小樽市観光物産プラザ(色内2)3番庫ギャラリーで開かれ、西條実行委員長をはじめ、近藤検討委員長や各部会長ら20名が出席し、主な概要を発表した。
西條実行委員長は、「手宮線も復活しバージョンアップする。そのためには資金とパワーを集め成功裏に終わりたい」と挨拶した。
第26回目は、2024(令和6)年2月10日(土)~17日(土)の8日間17:00~21:00に決定した。
浅草橋から第3倉庫前までをメイン会場に、浅草橋から中央橋までの運河会場Aのエリアには浮き球キャンドル200個を浮かべ、スノーキャンドルなど明かりを楽しむ。
中央橋から龍宮橋までの運河会場Bのエリアには約100個のオブジェを飾り、光の回廊を造成し北運河会場へ繋ぎ、ライトアップした旧北海製罐第3倉庫前広場では雪あかり横丁を設置する。
準メイン会場として天狗山と復活した手宮線会場のほか、あかりの路会場など市内約30カ所を予定している。昨年参加の小樽芸術村会場はコラボ企画を予定。
復活する手宮線会場の日銀通りから中央通りまでは、重機での雪の搬送や雪山の造成などはなく、除雪機で1本の小路を造成し、オブジェとオブジェをボランティアの力でつなぐ手作りの温もりが感じられる原風景を大切に、市民団体や企業によるチームオブジェを並べる。
小樽青年会議所メンバーによる雪の滑り台を、美術館前広場に初めて設置し、浅草橋街園には物販や飲食ブースの設置。
要となるボランティアに関しては、ボランティア食券価格を変更し、小樽商科大学や市内高校へ協力の声かけをした。
海外ボランティアは、2003(平成15)年に結成したokobo(韓国)が2月5日~21日。今回は40名前後の参加が決まっている。
2019(平成31)年から参加のYooohao(台湾)は、2月6日~20日で40名前後を予定。
昨年からボランティアツーリズム旅行商品として、ボランティアを通じて市民との交流を楽しむ企画もあり、台湾から10名の申込があった。公式ロウソクは1袋500円8個入りで販売。手宮線復活もあり、資金が必要でより多くの協賛金を募っている。
このほか、雪あかりの路体験ツアー(バックヤードツアー)やSNSフォトコン、小樽雪あかりの路と北海道を応援するキャラクター雪ミク(初音ミク)のコラボが決定し、北運河会場での飲食でもコラボや雪あかりSNSフォトコンでの雪ミク部門の新設を予定している。
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