急速に発達した低気圧の影響で、11月24日(金)から25日(土)にかけて、道内各地で荒れた天気となり、真冬並みの寒さに見舞われた。
道内174の観測地点で、25日13:40現在の積雪状況で一番積雪が多かったのは、網走・北見・紋別地方の門別小向の41cm。
後志地方では、喜茂別と小樽が16cmを観測し、174地点のうち16番目に多く、小樽は18cmの降雪を記録。
気温も今シーズン一番の寒さとなった地点が多く、12月上旬から中旬並みの気温に見舞われ、一番冷え込んだ留辺蘂は25日1:01に-9.2℃を観測。
小樽では25日7:09に-6℃を観測し、1月中旬並みの気温となった。24日19:00に-0.5℃となり、25日14:00までずっとマイナスで経過。プラスにならなければ今シーズン初の真冬日となる。
雪と寒さに一気に見舞われた市民は、朝から雪かきに追われ、冬の到来に覚悟を決めたようだった。
25日午前中の最上町では、視界を遮るほどの雪が降り、街路樹の赤いナナカマドに白い雪が綿帽子のように覆いかぶさっていた。
JR塩谷駅では、余市方面行の列車が通った痕跡があるものの、小樽方面の列車は通った痕跡がなく、線路がすっぽり雪で覆われていた。14:51現在は運休が解消された模様。
高速道路は、小樽JCT~余市ICで事故のため通行止め(14:50)
26日(日)にかけては、引き続き、北日本では大雪に注意を呼びかけ、小樽では40~60%の雪が降る見込みで、最高気温は+2℃の予報で、25日よりも高くなるようだ。
◎2023年11月25日の北海道の日最深積雪深いほうから(アメダス)
◎2023年11月25日の北海道の最低気温低いほうから(アメダス)