小樽市民と観光地と商店街が交流する機会を設け、観光客に人気の品々を小樽市民に紹介する試みとして、11月18日(土)・19日(日)の週末限定で、小樽都通り商店街(鈴木創理事)内ビリヤードアラカワ(稲穂2)1階に、特定非営利活動法人歴史文化研究所(相生町8)主催で“まちの駅”が開店。
堺町通り商店街(久末智章理事長)の人気商店10店舗が出店し、初日は開店前から人が並び、開店45分で150人が来場し賑わった。
参加費無料で、銀行街と手宮線探索ツアーと都通り・梁川通り探索ツアーの2コースを用意し、まちなみ散策ガイドを開催。会場内には観光相談コーナーも設け、おたる案内人が対応し、商店街歴史パネル展も行われている。
各日先着100名に、期間中、堺町通り商店街で参加店舗に提示すると、特典が得られるご当地キャラクター缶バッチがプレゼントされたり、小樽未来創造高校特別企画のおたる運がっぱスタンプラリー10:30〜17:00(19日は16:00)が開催された。
同校1年・松谷さんは、「社会貢献する機会が少ないでの、関われて良かった。スタンプラリーの台紙を受け取ってくれそうな人を見極めるのが難しい」と話した。
各日限定で、小樽ポセイド丼のミニ海鮮漬け丼500円(20食)、おたる蝦夷屋特別丼1,000円(50色)。
タケダのザンギ(うま塩たれ付)550円、美雪堂のいちご大福(2個入)600円、利尻屋みのやのさしみ昆布、大正硝子館のガラスのヘアゴムなど、人気商品が並んでいる。
ご当地キャラクターグッズ販売コーナーもあり、やべーべやとほくにっち君は18日、あつまるくんとまんべくんは19日、おたる運がっぱは両日登場し、来場者と触れ合っている。
はずれなしのガラポン抽選会も小樽都通り商店街加盟店舗とイベント特設会場内で行われ、堺町通り商店街のスーパーアイドル一方通行による、オミオミの「似ていない似顔絵」、ワジーの「あなたに合ったポエム」、りょうじの「アートな名前書き」を各200円で開催。
同研究会・美濃進総務部長は、「北海道の補助事業・地域づくり総合交付金を活用し、コロナ対策として2021(令和3)年に始め、堺町通りにもお客さんが戻り、今回3年目で区切りとなる。この機会に小樽市民にも来場してもらいたい」と話していた。
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