余市登小児童の学芸会を指導 小樽ダンスうんどう塾

 小樽にあるダンスうんどう塾本部(小林英夫塾長)では、余市町立登小学校(登町1015・名取俊晴校長)が、2008(平成20)年度から始めた学芸会でのダンスうんどうに協力し、毎年講師を派遣している。

 

 今年も9月26日(火)から11月14日(火)までの毎週火曜日・全8回練習を実施し、最後の練習日は、5・6時間目を活用し衣装合わせも行った。

 

 講師は、同塾本部の小林塾長と中村ひとみさん・菅尾範子さんの3名が務め、玄関に入るとすぐに、信頼関係が築かれた児童と笑顔で挨拶を交わしていた。

 

 同校児童は、1年生2人・2年生2人・4年生6人・6年生3人の13人。15年も続けているため、兄弟姉妹もダンスを学芸会で発表し、町民も家族も注目のプログラムで、みんな熱心に取り組んだ姿を披露し感動を与えている。

 

 登小ならではの特色のある物にしようと、学年ごとに情報収集し自らの創意工夫で踊りを創る機会も取り入れた。

 

 16回目のテーマは「登小の動物達の舞踏会」。地域の動物(リス・ウサギ・キツネ)になりきってリズムに乗って踊り、ウィンナーワルツ・ロック・マンボ・ルンバ・サンバ・サルサ・・メレンゲで表現し、物語が感じられるよう工夫した。

 

 最初の舞踏会の行進では、2人組になりエスコートして入場。全校児童の見学旅行で訪れた、エスコンフィールドの日ハムファイターズガールが踊るキツネダンスをプログラムに盛り込み、2曲目の日ハムジン・ギスカンダンスで自分が表現したいことを自由に踊り、最後のフィナーレもかっこよく決めポーズを披露。

 

 中学校で体育を担当していた髙橋教諭が4月から赴任し、中学校への学びに繋がるこれまでにない新しい取り組みも加わったという。

 

 髙橋教諭は、「一生懸命練習に取り組み立派だった。練習する毎に上手になり、本番もがんばろう」と話し、小林塾長は「確実に良くなってきている。元気がみんなの取柄。観客に頑張っているところを見てもらい、みんな良かったと帰ってもらいたい」と激励した。

 

 最後の学芸会となった6年の森さんは、「6年間この学校にいて練習しているけど、毎回緊張する」と話し、太田さんは「みんなで楽しくやりたい。皆さんが笑ってくれれば」と話し、伊藤君は「一生懸命練習して、本番も楽しくやりたい」と話した。

 

 ◎余市町立登小学校(外部)

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