小樽出身のジャズピアノスト・野瀬栄進氏は、国際作曲コンクールベスト10特別賞と、2023(令和5)年度北海道文化奨励賞の受賞報告に、11月9日(木)11:00から市役所(花園2)2階市長応接室を訪れた。
迫俊哉市長も、幼い頃からピアノとクラリネットを習っていたことがあり、潮陵高校の後輩の同氏と和気藹々とした雰囲気で歓談し、「おめでとう。国際的に活躍され誇りに思う。小樽を拠点に考えてくれてうれしい」と激励した。
同氏は、これまで1年間をニューヨークと日本で過ごしていたが、張碓に新たな活動拠点を構え、レコーディングできる施設を制作中。
今回の受賞は、「国際作曲コンクールよりも、北海道文化奨励賞の方を祝福してくれた。スポンサーになってくれてる方々が喜んでくれた。国内では、音楽で自分の賞ははじめて」と話した。
「ふるさと張碓の建物と小樽との関わりはあまり意識していないが、今まで小樽にいる時はクリエイティブなことができなかったので、ツアーして終わるとニューヨークへ戻っていたが、これからは作曲やコンサート・レコーディングを、日本でもアメリカと同じようなことができる。小樽で作品づくりをしていきたい。お世話になってばかりだったので、地元の人へ社会貢献などができれば」と話した。
同奨励賞と、International Songwriting Competition・国際作曲コンペティション(ISC)では、2万5千曲の中からベスト10に選ばれ、3年連続8回目の偉業を果たした。
受賞を記念して、11月14日(火)19:00から札幌コンサートホールkitara小ホールで、受賞記念ソロピアノコンサートを開催する。チケット問合せ 011−520−1234 キタラチケットセンター。
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