冬型の気圧配置と強い寒気の影響で、11月11日(土)は札幌市をはじめ道内各地で初雪を観測。小樽でも、朝起きると窓の外は雪景色が広がり、屋根の上にも真っ白になるほど雪が積り、冬の到来にがっかりした市民も多い。
札幌管区気象台では、道内174の観測地点で冬日となったのは、占冠の-4.6℃を最高に132地点もあり、平年よりも低いのは117地点だった。
後志地方では、真狩で-4.2℃、小樽では8:16に-0.9℃を観測。11月下旬並みの気温となり、1日中寒さが続いた。
小樽では積雪の観測はなかったが、道内174地点で最深積雪を観測したのは、朱鞠内の42cm、次いで和寒の38cmでいずれも上川地方。後志地方では喜茂別4cm、赤井川や倶知安では2cmだった。(22:00現在)
花園グリーンロードや小樽公園では、草むらや落葉に上に真っ白な雪が積り、紅葉した葉と白い雪のコントラストが綺麗だった。
観測所がない小樽では、正式な初雪とは言えないが、2022(令和4)年には11月4日に初雪を記録し、札幌では、例年よりも15日遅い11月16日に初雪を記録している。
11月12日(日)にかけても冬型の気圧配置が続き、北海道では日本海側を中心に雪が降る見込みで、小樽では、最低気温1℃・最高気温3℃と寒さが続き、雪が降る確率80%の予報。
◎2023年11月11日の北海道の日最深積雪深いほうから(アメダス)
◎2023年11月11日の北海道の最低気温低いほうから(アメダス)
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