小樽のボス猫ケンジの写真集第3弾、土肥美帆著「みんなケンジでご機嫌だべや」(河出書房新社)の出版を記念したイベント「おかえり、ケンジ」が、11月18日(土)･19日(日)、海辺のアートスペースsunaie(スナイエ･銭函3)を会場に入場無料で開かれる。主催はケンジファミリーの杉本真沙彌さん。
土肥さんは、登別出身で滋賀県在住の写真家で、人情味あふれる小樽の住民と猫との交流に心打たれ、2014(平成26)年から猫の写真を撮り続け、2018(平成30)年11月に初めての写真集「北に生きる猫」を河出書房新社から出版。
2022(令和4)8月18日に、2冊目の写真集「みんなケンジを好きになる」(同出版社)を出版している。
ケンジは、2015(平成27)年に浜で生まれ漁師と過ごし、2019(平成31)年ボス猫に就任。2020(令和2)年に浜と別邸の二重生活をスタートさせ、2021(令和3)年には地域住民がケンジ御殿を建設するなど地域に愛され、今では全国各地にファンがいる。
2022(令和4)年1月22日(土)〜5月8日(日)には、市立小樽美術(色内1)で企画展「土肥美帆写真展 北に生きる猫」を開催した。
杉本さんは、「土肥さんは全国各地を忙しく飛び回り写真展等を開催し、出版祝いをしそびれてしまい、今回の出版に合わせてやっと記念イベント開催の運びとなり、タイトルを“おかえり、ケンジ”とした。土肥さんにおめでとうと言ってください」と来場を呼びかけている。
両日は土肥さんが在廊し、ケンジの写真展をはじめケンジの私物を展示。ケンジの素顔満載の動画を上映。写真集のほか、2024(令和6)年ケンジ開運カレンダーやケンジグッズ販売コーナーもある。
また、ケンジの顔と肉球を模したつくし牧田特製練りきりを特別販売し、猫を応援する企画も検討中。
特別イベントとして、19日限定で11:00と13:30から、ケンジの親戚猫シーシーちゃんの飼い主･荒谷玲子さんの点前による、ケンジの練りきりと淹れたての茶と土産付(2,000円)の茶会を開催。すでに予約は締切っているが、当初の定員数を増やして対応。当日空きがあれば予約なしでも参加可能。問合せ 090-7515-6503･メール 杉本。
出版記念したイベント「おかえり、ケンジ」
11月18日(土)10:00〜17:00、19日(日)10:00〜16:00
海辺のアートスペースsunaie(スナイエ･銭函3) 入場無料
◎おかえり、ケンジ。祝･土肥美帆さん写真集出版記念イベント(外部)
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