11月10日(金)・11日(土)銀燐荘での開催される、将棋界の最高位を争う第36期竜王戦第4局小樽対局(藤井聡太竜王と伊藤匠七段)に提供される注目のおやつメニューを決定する実食審査会が、10月24日(火)14:00からヲタル座(ウイングベイ小樽5番街)で開かれた。
迫俊哉実行委員長をはじめ、西條文雪小樽観光協会会長・荒井功ニトリパブリック代表取締役社長・山下弘人日本将棋連盟北海道支部連合会会長・林秀樹教育長・渡部一博産業港湾部長・小樽コンシェルジュの富樫凜子さんと西田まゆさんの8名が審査員を務めた。
スイーツ店PRの絶好のチャンスとあって、小樽・後志の各店舗から洋菓子28点・和菓子19点の応募があり、ネット投票は10月3日(火)〜20日(金)、展示投票は10月3日(火)〜9日(月)で行われ、全国各地から1万2,598票が集まった。
洋菓子は、プリン大福(プリン専門店アンデリス)・龍のイロドリ(こめトわ)・モンヴェール(トーイズスウィート)・完熟カボチャのごちそうプリン(永沼農園)・生ドゥーブルフロマージュ(小樽洋菓子舗LeTAO)、和菓子は、シマエナガのねいきり将棋バージョン(つくし牧田)・花園だんご竜王戦記念セット(小樽新倉屋)・塩バター大福(お菓子のふじい)・豆大福と草大福(みなともち)・小樽たるどら栗餅入り(お菓子の六美)で、洋菓子・和菓子の5点ずつに絞られ実食審査へ駒を進めた。
見栄え・美味しさ・拘りについて審査が行われ、審査員を悩ませ、迫実行委員長は、「味・見栄え・こだわり、甲乙つけがたい。どのお菓子を食べると粘り強く戦えるか、どれが選ばれても喜ばれるスイーツ」と、太鼓判を押した。
以下6点に決定され、おやつメニューとして対局棋士に提供される。11月24日(金)のスイーツフェスタで表彰式を予定している。
洋菓子部門
◯モンヴェール(トーイズスウィート)
◯完熟カボチャのごちそうプリン(永沼農園)
◯生ドゥーブルフロマージュ(小樽洋菓子舗LeTAO)
和菓子部門
◯シマエナガのねいきり将棋バージョン(つくし牧田)
◯塩バター大福(お菓子のふじい)
◯小樽たるどら栗餅入り(お菓子の六美)
抹茶と栗のモンヴェールを制作したトーイズスウィートのシェフパティシエ・清水亮平さんは、「竜王戦に向けて新しく作った菓子で、皆さんに評価された結果なので本当にうれしい。皆さんにも感謝したい。
対局は体力を消耗すると思うので、甘くて重量もあり、しっかりと栄養補給してもらい、対局に頑張てもらいたい思いを込めて作った。完成後から店舗でも販売している」と話した。
5点の中に選ばれたが、惜しくも対局メニューに敗れた龍のイロドリを制作したこめトわの長谷川昌美さんは、「米粉でできていて、さわやかで元気になれる菓子。米粉や卵・カラービーマン・じゃがいもなど、後志の素材をとり入れ、皆さんの思いを込めて制作した。こめトわの輪が広がる機会になればと思う」と話した。
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