野球人口が減少する中、今後の少年野球の発展に繋げようと、株式会社村岡(豊川町・村岡亘代表取締役社長)主催の第5回MURAOKA杯争奪少年軟式野球親睦大会が、10月21日(土)8:30から小樽市立手宮中央小学校(末広町13)グランドで開催された。
5回目となる今回は、小樽稲穂スラッカーズ・小樽中央JBC・星置ブラックタイガース・北小樽BEASTの4チームが出場し、トーナメント式で熱戦を繰り広げた。
第1回大会(令和元年)は小樽幸ファイターズ、第2回大会(令和2年)は東小樽少年野球団、第3回目(令和3年)と第4回目(令和4年)は北小樽BEASTが優勝し3連覇に注目が集まっていた。
ナイスバッティング賞やナイスピッチャー賞など、選手の活躍を見逃さず菓子付特別賞を進呈するユニークな大会で、前日までの雨も止んでグランドのコンデションも良好となり、村岡社長は、「悪天候だったが開催できて良かった」と安堵していた。
第1試合は稲穂スラッカーズと小樽中央JBCと対戦し、小樽中央JBCが決勝戦に駒を進めた。
2試合目は北小樽BEASTと星置ブラックタイガースが対戦。3連覇を狙う北小樽BEASTは、5年生のエース鎌田拓実君がキャプテンを務め、6年生不在の比較的若い選手が集まっていた。鎌田君は、「ピッチャーで3番。6年生がいないが3連覇を狙っている。野球は楽しい」と話していた。
遠山雅之監督は、「どの試合も元気に楽しくしよう」と選手をリラックスさせようとしたが、高学年で選手を揃えた星置ブラックタイガースに主導権を握られ、1回裏から15点を取られた。北小樽BEASTにとっては厳しい試合展開となり、低学年の選手も必死にボールを追いかけ、全力を尽くしていた。
グランド周辺には選手や監督・コーチの声援が響いていた。
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