実戦格闘空手道場雅(佐藤雅美師範)主催のフルコンタクト空手北海道Jrリーグ雅REAL FIGHTING KARATEトーナメント2023が、10月22日(日)9:30から小樽市総合体育館(花園5)で開催され、幼児から社会人まで30道場から250名の選手が集結し、日頃の練習の成果を遺憾なく発揮。
特別ゲストにはプロK1選手として活躍する上野空大選手が来場した。
迫俊哉市長は、「フルコンタクト空手には、試合のスピード感や迫力など、組手や形とは違った魅力を感じている。わずか数分の試合で一瞬も気を抜けない集中力と緊張感は、他のどのスポーツにも勝るとも劣らないと思う。日頃の稽古の成果を存分に発揮し、優勝目指して頑張ってください」と激励した。
佐藤師範は、「会場のすべての人が声を出して選手を応援できる。残り30秒・10秒と後押ししてもらうのは声援だと思う。今日は、自分の子ども・孫・兄妹・道場生に、頑張れと大きな声で声援し、空手は素晴らしと最後まで楽しめる大会にしたい」と挨拶した。
同道場の佐藤夢玲さんと佐々木綸吾さんが選手宣誓を務め、Aコートで8道場が対戦する団体戦が行われ、Bコートで個人戦の幼児男女混合初心の部がスタート。
幼年や小学生低学年の選手たちは胴着にヘットギアやグローブを装備し、「押忍!」と挨拶して緊張した面持ちで試合に挑んだ。指導者や保護者はコートを取り囲むように観戦し、懸命に戦う姿に声援が飛び交った。
小学1年男子初心で優勝した優至会北海酒井道場の田代君は、「昨年から空手を始めた。ガードを意識して頑張り勝てると思った。目標は全国優勝」と笑顔で答えていた。
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