NPO法人小樽青少年科学技術の芽を育てる会(岩間世界理事長)では、たるBOOKの協力で、10月14日(土)・15日(日)に小樽市総合博物館本館(手宮1)で、第2回親子deサイエンススタジオを開催。
小樽市ふるさとまちづくり協働事業の新規事業に採択され、幼稚園から小学生低学年の子どもとその保護者を対象に、親子で参加できる天文・科学・プログラミングの体験プログラムを企画している。
今回のプラネタリウムは途中入退場が可能で、暗い場所に自信のない子どもたちも気兼ねなく体験することができ、秋の星座を鑑賞し星に纏わる絵本2冊と紙芝居の読み聞かせを行い、14日は81名、15日は87名が参加した。
岩間理事長は、「1923(大正12)年10月21日は、プラネタリウムの誕生日で100年が経つ。全世界で3,500カ所、日本では350カ所のプラネタリウムがあり、光学式からデジタル式へ2021(令和3)年から4K映像にリニューアルした」と説明した。
旭司益さんが、今晩見える星の解説をし、夏の大三角形や秋の四角形、南に見える土星や東に見える木星なども紹介し、月にうさぎが見える物語も聞かせた。
同館2階研修室に戻り、たるBOOKのメンバーの臨場感溢れる読み聞かせを楽しみ、星座早見盤がプレゼントされた。
7ヶ月の子どもと参加した母親は、「自分もプラネタリウムが見たかったので、途中入退場ができると聞き、思い切って来てみた。真っ暗な中で、子どもも一緒に楽しんでいた」と満足していた。
第1回目は9月に実験を開催し、10月には小学生以上を対象に、小樽市総合博物館で初めてのプログラミングを行い、ロボットカーを走らせる。1月には、市立小樽美術館で3歳以上を対象にアート教室を予定している。
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