第46回全国町並みゼミ小樽大会実行委員会の声かけにより、NPO法人北海道鉄道文化保存会(清水道代理事長)は、10月13日(金)～15日(日)の3日間北海道鉄道発祥の地旧手宮線で、トロッコ大集合2023 inおたるを開催。北海道鉄道遺産ネットワーク5団体が集結した。
初日は青空が広がるぽかぽか陽気でトロッコ日和となった。予約が必要な乗車も空いている場合はその場で乗車でき、開催を知らなかった通りすがりの観光客がトロッコに乗って、旧手宮線の景色を眺めながら小樽の秋を満喫していた。
今回の乗車料金500円(小学生以上)で、400ｍの手宮コースと250ｍの色内コースの両方を利用できる。
中央通りから臨港線までの手宮コースは、レールカーニバル実行委員会のトロッコ(てみてんぐ号など5台)が走行し、中央通りから日銀通り方面の色内コースは、2015(平成27)年と2016(平成28)年にも来樽している狩勝高原エコトロッコ鉄道(新得町)･トロッコ王国美深(美深町)･りくべつ鉄道(陸別町)、特別友情出演のゆうばりトロッコ(夕張市)が走行。
小樽以外のトロッコに乗車体験できるめったにない機会となり、線路を走る音と心地よい風を浴びながら、乗車体験をした人々は笑顔になった。
受付では、今回初めて「北海道鉄道発祥の地 官営幌内鉄道 旧国鉄手宮線」と書かれた鉄印を1枚300円で販売し、鉄道ファンが土産にと購入していた。
本日のフル活動車両は、ゆうばり鉄道のメロンⅠ号･メロン熊号･狩勝高原エコトロッコなどで、どのトロッコも、方向変換が驚くほどスムーズに作られている。
東京から北海道旅行中の3人は、「初めてトロッコに乗り気持ちが良かった」と、満足した様子だった。
色内コース乗り場横のテントでは、11月4日(土)旧日高門別駅で開催のひだかトロッコ祭りと日高町観光PRに、日高町商工観光課から職員2名も参加していた。
14日(土)･15日(日)は、双葉･桜陽･潮陵の高校生ボランティアも協力し、予約も順調に入っている。小樽駅前通り旧手宮線入口受付 時間9:30～15:20 予約:080-7270-3862
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