第46回全国町並みゼミ小樽大会実行委員会事務局では、同ゼミで参考資料にしようと、水辺空間とまちづくりに関するアンケートに協力してくれる中学生以上の市民を募っている。
今年の同小樽大会は、1980(昭和55)年・2001(平成13)年に続き3回目となり、10月13日(金)〜15日(日)に、「小樽運河100年の歴史から考える〜今、ふるさとの魅力を未来へ」が開催され、全国各地から総勢200人が参加し、講演会や歴史文化街歩きなどを予定している。
アンケートは、①属性4問・②水辺エリアに関する質問9問・③小樽市についての質問4問で、13日(金)の小樽報告Ⅱと14日(土)の第3分科会において活用を予定し、小樽市民の小樽運河に対する認識や、まちづくりの基本のひとつである市政情報の取得が、どのように行われているかを調査し、大会の中で現状報告や議論の資料とするため、より多くの回答が必要。
9月20日(水)現在で50人ほどの回答が集まり、人口10万人の小樽としては、信頼度を高めるために約660件の回答が必要で、小樽にあまり関心がなかった人や町並みゼミ参加希望者以外にも、広く協力を求めている。
笠田健太朗副実行委員長は、「これまでの小樽は、社会調査がかなり少ないと思っていて、町並みゼミをきっかけに社会調査に敏感な町にしたいと考える。このまちでどう暮らしたいかがまちづくり。ひとりひとりが向き合い、アンケートに答えることも重要。自分の手でまちづくりの第一歩を踏み出してみませんか?」と、協力を呼びかけている。
アンケート締切は、郵送の場合9月末まで。QRコードからは10月7日(土)まで。問合せ:080−6072−0577・メール 笠田副実行委員長。
なお、別の機会でアンケートの集計結果を公表する予定。