コロナ禍の影響で、利用者が丹精込めて制作した手芸品等の販売場所が無くなった小樽四ツ葉学園(桜3)では、サンモール一番街(稲穂1)にある社会福祉法人ノマド福祉会運営の「暖カフェ」が取り組む地域活動支援を活用し、9月14日(木)10:00〜15:00、同カフェの前で手芸品やシイタケ・ジャガイモの即売会を実施した。
同カフェでは、子どもから高齢者、障がいのある人や子ども連れなど、誰もが集える市民の居場所を創ろうと、福祉等の関係機関や団体に、同カフェスペース(キッチン不可)を無料で貸し出し、市内福祉施設などが定期的に販売などの活動に利用している。
14日は、同商店街で市民団体・フリマあいこう会の活動日で、いつもより人通りが多く、四ツ葉学園即売会にも人が流れてきた。
利用者と職員が丹精込めて作った自慢の生シイタケは即完売。乾燥シイタケも売れ行き上々で、メークインの新じゃがも残り1袋となるなど農産品は人気があった。
手芸品では、トートバッグや巾着袋、ティッシュケースやトイレットぺーバーホルダー、ビーズで作ったピアスやイヤリング、ポシェット、新作のミッキーマウスのマグネットなど、豊富な品揃えで驚くほど格安で来場者を喜ばせた。
施設関係者は「今後定期的に実施していきたい」と意欲を示していた。
同カフェの湯谷香織さんは、「手作りのチラシを作って告知したり、店舗名を付けたり、皆さんいろいろと工夫して取り組んでいる」と話していた。
社会福祉法人塩谷福祉会(塩谷4)では、毎週金曜日11:30〜13:00(完売次第終了)で、弁当・惣菜を販売する「まんぷく亭」をカフェ前で開催。惣菜やザンギ弁当・のりご飯・豚丼・いなりずし・幕の内弁当・日替わり弁当などを用意している。
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