国際スポーツ雪かき選手権実行委員会(松代弘之委員長)では、若者の協力を得て、「SNOWITH 雪かきの未来を話し合おう」と題したシンポジウムを、10月7日(土)、運河プラザ(色内2)三番庫ギャラリーを会場に初開催し、現在参加者を募集している。
雪かきで困っている高齢者と雪かきの支援ができる若者とを繋ぎ、若者が高齢者の代わりに雪かきを支援する仕組みを構築し、地域住民同士が助け合いながら雪かきをする社会の実現に向け、雪かきの新たなマッチングに挑戦する。
シンポジウムには、高齢者の雪かきを支援したい中高生や雪かきに困っている高齢者がいる町内会の人、ボランティアで雪かきをしている人、SNOWITHに共感して一緒に活動したい人などを募る。
札幌の高校生5名は、株式会社Fast Fitness Japan主催のエニタイムスチューデントミーティング2023に出場する目的で、今年4月にSCOOP(柏木優虎代表)を発足。地域の課題を数週間にわたって調査し、独自の解決策を考え見事優勝した。
SCOOPから「雪かきの取り組みを教えて」とメールを受けたのをきっかけに、今回のシンポジウムを企画した。
札幌学院大学公認サークル「まちおこし研究会」(西岡光希代表)は、主に小樽市内開催のスポ雪の実行委員会の一員として大会の企画・準備・運営を担い、町内会が主催するスマホ教室に学生講師を派遣するなど、地域コミュニティの活性化を目指して活動している。
シンポジウムでは、SCOOPが優勝したイベントで評価を受けたアイディアを発表し、同研究会がスポ雪の話や高齢者の除雪状況、中学生のインストラクター養成の取り組みを始めたスマホ教室について語り、参加者からアドバイスをもらい参考にしたいとしている。
柏木代表は、「除雪に困っている人・助けたい人に参加してもらい、雪かきを楽しくするビジョンを構築し、嫌だと思っていた人が楽しいと変えられるようにしたい」と話した。
申込は9月30日(土)までに、SNOWITHまちおこし研究会HP(外部)から、またはメールに「SNOWITH申込」とタイトルを入れ、氏名・所属・メールアドレス・年齢を明記して送信する。
問合せ:090-1702-6079・メール SNOWITH事務局(松代)
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